【切迫早産ろぐ】予定帝王切開準備
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お産では、36週6日までに産まれてしまうと「早産」、翌日の37週0日は「正期産(普通のお産)」として扱われます。
切迫早産は〈治療〉なので、原則、早産扱いになる36週までしか点滴を使うことができないようなのですが、今回の私の場合は手術日の都合上、例外として37週1日まで使えることになりました。
そして、帝王切開の準備は切迫早産の治療入院中に粛々と進んでいきました。
- 33週にレントゲン撮影と心電図を取って母体の状態を確認
- 35週に家族同席で主治医から手術の説明と麻酔などの同意書にサイン
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手術前日に剃毛とシャワー
- 手術時の要望を伝える
・胎盤が見たい
・手術室で出産直後の撮影
・メスを入れる方向は横で
胎盤は、10カ月で私がイチから作った臓器だからどうしても見たかった。ちょっとグロいネタバレをすると、白い膜に包まれた大きめのお好み焼き大の肉塊の真ん中に直径1cmほどの白い紐(臍の緒)がついてるものでした。強烈に生臭くて重くてでかい。娘を大きくしてくれたものなので、そっと「ありがとうね」と言いました。
出産時の撮影はオペ助手の若い看護師さんが私のスマホでやってくれました。フラッシュと泣き顔でめちゃめちゃ不細工に写っているわたくし。
また、私のいた病院では、予定帝王切開の場合は縦切りと横切りから選べました。横だと傷跡が目立たないというメリットがあります。緊急帝王切開では、処置がしやすいため選ぶ余地なく縦切りになるそうです。私は正直どちらでも良かったのですが(水着とか着ないし)、敢えて縦斬りにすることはないかなと思ったので横を選びました。
次は帝王切開当日のレポです。