【切迫早産ろぐ】入院中に意識してやったこと5つ
◯このカテゴリは「切迫早産ろぐ00_はじめに」を最初にお読みください。
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なるべくお腹が張らないよう、トイレとシャワー以外は絶対安静の切迫早産の入院。
安静にしていた他に、私がどんなことをやったか書いておこうと思います。
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1. 食事はしっかり食べる
「食事を食べる」。ごくごく普通のことではありますが。
病院で出される食事は「妊産婦用」でしっかり量も栄養バランスも考えられているもの。
家にいる時よりも質の良い食事ができていたのは入院して良かった点のひとつです。また、早産になった場合、生まれてきた時の赤ちゃんの体重も誕生後の発育や発達に影響があると言われています。なので、少しくらい食欲がなかったり、苦手なものがあっても食事は残さないように意識していました。(もちろん、体調の悪い時は無理せずに)
あとは、なるべく赤ちゃんに栄養が行くように、食後は右側を下にして30分ほど横になるのも習慣にしていました。(これも胃が気持ち悪くなる人は無理せずに……)
結果、赤ちゃんは37週1日で3250gまで成長していました。予想以上の重さw
2. 葉酸サプリを飲む
妊婦さんにはおなじみの葉酸サプリも入院中に飲んでいました。葉酸は赤ちゃんの発育を促し、いくつかの先天的な障害も予防する栄養素。アボカド、ほうれん草などの食品にも含まれています。
入院してからの栄養に関しては病院食を食べていたのであまり不安はなく、私のスタンスとしては、「葉酸をしっかり摂取したい!」というよりもサプリをコンスタントに飲むことで安心感を得てたという感じです。
私が飲んでいたのはオルビスの「葉酸+鉄」。このサプリを選んだ理由は次回の記事にします。(意外に長くなったので)
また、入院中はずっと切迫早産の治療薬を使っていたので、一応、薬剤師さんに相談してから飲んでいました。
3. お通じをコントロールする
元々便秘体質だった私。
妊娠してからはさらに酷く、自然にお通じがある日は数える程だったので、病院から妊婦さんでも使える薬を2種類処方してもらいました。
・毎食後→マグミット(便を柔らかくする薬)
・3日間お通じがなかったら→ラキソベロン(軟下剤)
とにかくお腹に力を入れたくない、子宮を圧迫したくなかったので、毎日看護師さんに飲んだ薬を報告しながら、自分で調整・管理して飲んでいました。
でも、入院食をしっかり食べてノンカフェインのお茶を1日1リットルほど摂るように心がけていたら、後半は下剤を使うことなくお通じが来るように。やっぱり食生活は大事だなぁと実感しました。
4. 歯磨きはこまめに
妊娠中はホルモンバランスが崩れて口内環境が悪くなりやすく、歯周病や虫歯の菌が体内に入ると早産しやすくなるとか。
なので、入院ストレスのリフレッシュも兼ねて、毎食後歯磨きしてました。毎回同じ歯磨き粉だと飽きるので、・朝→クリニカ(さっぱり重視)
・昼→薬用の美白歯磨き(リフレッシュ)
・夜→GUM(殺菌効果重視)
と、ローテ。たまに歯間ブラシも使ったり。
年に2回、歯の定期健診に行ってるのですが、去年の12月から行けてないです……早く行きたい……。
5. 週数が上がったらささやかなお祝い
切迫早産患者にとって、「今、妊娠何週目であるか」はとても重要です。
何週目であるかで、赤ちゃんが外に出てきてしまった時のリスクが大きく変わるからです。よくターニングポイントと言われているのは、28週、34週、36週と言われています。
私の場合、毎週日曜が週数が上がる日でした。なので、週末の面会の時に旦那さんにコンビニで何か買ってきて貰って、ひっそりとお祝いしていました。
買ってきてもらったのは、おにぎり、唐揚げ、パンなど。病院食は少なくはなかったけれど薄味なので、週に一回の味の濃い(普通)のものを食べられるのは嬉しかったです。
これが結構ストレスを溜めないコツだったのでは、と思っています。
間食は高血圧や糖尿病の妊婦さんにはオススメはできないのですが、他のものでご褒美やお祝いができると張り合いがでるかなと思います。
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いつ産まれてしまうか分からない切迫早産。万が一、早産になってしまっても、なるべく元気な状態で生まれてきて欲しいと思っていました。
どれも普通のことばかりですが、この5つは「赤ちゃんをお腹で大きくする」目的を持って入院中意識してやったものです。
これらの効果のほどは分かりませんが、現在2ヶ月目の娘は何も問題なく、すくすくもちもちと元気に育っております。